気功と中医学

気功と中医学

本日も気功の関連項目として中医学について説明させて頂きます。
医学(ちゅういがく)とは、現代の中華人民共和国(以下、中国という)において行われる伝統医学の一つである。伝統中国医学とも同じに扱われる場合があるが、現代の中医学は文化大革命以降、古来のものから新たに作られた医学である。古来ものを踏襲する部分も多いため、中国では自国の伝統医学の総称となっている。主に漢族が実践してきたものである。

診療は、基本的に中医師が行う。ただし、日本においては中医師の資格は使えないため、これを行うのは日本国で有効な医師免許を持つ者、または一部の鍼灸師が行う中医針灸である。 中医師の免許は米国などでは認可されているが、日本では現在未認可であるため、中医師免許のみでは診療行為を行うことができない。このため中国は中医師資格の認可を日本政府に働きかけている。

現代中医学は、中医内科、中医外科、中医婦人科、中医小児科などに細かく分かれる。中国の中医師の資格種類は次のとおりに分けられる。

中医師(中医専門)
鍼灸専門の中医師
推拿専門の中医師
その他に医師は西洋医があるが、中医学部を卒業後に西洋医学部に入学卒業し、西洋医学も中医学もできる「結合医師」がいる。この際、診察や処方において「西洋医学で行いますか、中医学で行いますか」などと聞かれることがある。近年、中国国内都市部では両方の免許を保持している医師が多い。


以上。

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